イギリス、ロンドン

 イギリス、 ヨーロッパ北西部にある立憲君主国。正式国名は、グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国。グレートブリテン島のイングランド、スコットランド、ウェールズと、アイルランド島北東部の北アイルランドからなる。
Microsoft(R) Encarta(R) 引用これらが別々に自治権を持っている。私は来るまで全部同じだと思っていた。それぞれが自分の文化に誇りを持っている。

バスでドーバー海峡を渡る。と言っても、バスがフェリーにそのまま乗り込むんですが。
北欧と同じくらいの物価の高さ、伝統的な軽食、フィッシュ&チップス(魚とポテトフライ)ですら6ポンド=1200円もします。
 高級なホテルに行くと、伝統的なイングリッシュブレークファーストや魚の燻製も食べれるのですが。ちなみに忙しいイギリス人の朝食はパンと紅茶など質素になりました。イギリス人曰く「イギリスで美味しいものを食べるならインド料理か中華料理」。賛成である。さらにアラブ料理・ドネルケバブを加えたい。
 
 ある諺がある、「イギリス人は生きるために食べる、フランス人は食べるために生きている。」つまり、イギリスでは生活の糧のためであって、味はどうでもいいという比喩である。多くの旅行者もイギリスには美味しい料理は無かったと言う。それを調べたかった。半分当たっていると言えよう。家庭料理にはいくつか素朴で美味しいものもあると言う、またお金を出せば美味しい料理も食べられないわけではない。しかしそれは料理の総合レベルが高いとは言えない。思うにイギリスでは紅茶の質、そのお菓子、夜はバーでのビールなどの方がメインの食事より大切なのではないだろうか?料理の味うんぬんより会話を楽しむ国民性のような気がした。

  写真右、ロンドンでは大英博物館やなどの博物館巡り、ちなみにここは無料。物価の高いロンドンで、開館依頼、ずっとそのの方針を貫き通しているのがすばらしい。エジプトの展示品の多さはヨーロッパ一であろう。世界各地の植民地から奪ってきたものである。きちんと見たら2日はかかるであろう。
 美味しいF&C屋。シンプルな料理だけに、魚の鮮度が一番重要。この店は卸したての新鮮な魚の揚げたてを出してくれる。ポテトはたっぷり。しかし量が多く、味も単調なので途中で飽きてくる。ビネガーとレモンを上手に使おう。*1参照
 イギリスのシーフードフェスティバルを見に行く。大きなエビやロブスターのバター炒め、生のカキをレモンで食べる。オイスターバー。改めてイギリスは日本と同じく海に囲まれた島国だということに気づく。魚介類は日本よりかは安い。
 右、ベーグルに豪快にサーモンを挟んでいる。日本人としては米と醤油とわさびが欲しいところ。 他の魚介類もレモンや塩やバターでソテーしたものなどシンプル。
 ブランド物など、観光客にも大人気のデパートHARRODS。ここの地下の食品外は伝統もあり、美しさも世界屈指ではないかと思われる。まるで博物館のように美しい内装、海産物のコーナーには人魚の像が野菜売り場では草木の模様が天井一面に描かれている。店員の服装なども各コーナーによって統一されていて美しい。
右はオイスターバー、その場で開いて皿に乗せて出される、レモンをかけてくいっと食べる。ギネス黒ビールなどと合う。店員は水兵の格好。

食文化

(*1)1960年代以降、食生活の多様化がすすんでいる。現在では、ヨーロッパやアジア各地のさまざまな食材が入手できる。牛肉やジャガイモなどの伝統的な食材にかわって、鶏肉やパスタも普及している。ファーストフードの店もふえ、今やハンバーガーショップが伝統的なフィッシュアンドチップス店のライバルとなっている。中華料理やインド料理のレストラン、ピザハウスなどでは持ち帰りサービスがおこなわれている。  
 パブpubsでは、アルコール飲料のほか、軽食からきちんとした食事まで、あらゆるものが出される。伝統的なイギリス料理としては、ローストビーフにヨークシャープディングyorkshire pudding(小麦粉を卵と牛乳でといて焼いたもので、たいていはマフィンの大きさにカットされて供される)、ステーキ・アンド・キドニーパイなどがある。

 イングランドでは、1日に3度の食事をとるのが一般的。伝統的なイングランドの朝食は、ベーコン、ソーセージ、ベイクドトマト、マッシュルーム、卵、トーストなど、品数が多い。キッパーKippers(燻製ニシン)やブラックプディングblack pudding(ブタの血をいれた黒っぽいソーセージ)も、よく食卓にのぼる。だが、今では毎日きちんと調理された朝食をとる人は少数派になり、シリアル、トースト、ジュース、果物などとティーtea(紅茶)やコーヒーというシンプルなものになりつつある。昼食は一般にランチとよばれ、夕食はディナーdinner、あるいはもっと軽い食事の場合はサパーsupperとよばれる。労働者階級では、昼食をディナーとよび、夕方にとる食事をティーとよぶこともある。かつては午後4時ごろにビスケットやケーキとともにお茶をたのしむアフタヌーンティーの習慣があったが、今ではすたれてきている。同様に、正午の食事もごく軽いランチlunch(昼食)や軽食だけですませる人が多い。

Microsoft(R) Encarta(R)引用


さらにケルトの国アイルランドへ船で渡る。 続きはアイルランド編で