ミャンマー食遊記 料理編

ミャンマー料理と言ってもほとんどの人がイメージがつかないだろう。個人的な感想としてはタイや中華料理に近い気がする。
シャン族料理やカレン族料理などタイにも住んでいる民族の料理も存在する。
特徴としてはとにかく油をよく使う。「ヒン」という料理は肉や野菜をスパイスと油で煮込んだ料理だ。この「油煮込み」は「ヒン」という名前で、便宜上「ビルマカレー」という名前で呼ばれている。
中国でも油で煮込む料理があるが、これだけ油を多用するのは水が悪く殺菌のために油を使ったのと白米をたくさん食べるためではないかと思われる。
とにかくミャンマーの人たちは白米をよく食べる。若い女性が、少量の漬物に弁当箱に大盛りのごはんをもりもり食べているのをみた。かつての日本もこのようであったのだろう。

ラオス風チャーハン、魚醤がきいている。タイのパッタイなどと比べても特にこれといった特徴はない。 レモンの皮を使ったサラダ。少し苦いが、ミャンマーではこの苦味がいいのかもしれない。
豚のヒン(油のカレー)、は油の多い角煮のよう。鶏肉などは時には硬いこともあったが、豚肉ははずれは無かった カレーを注文すると「トッサヤー」という山盛りの野菜のつけあわせがついてくる。レタスや、さやえんどうや、ミント
、ナスなど、口がさっぱりするが、洗っている水が心配なのでほどほどに。
豚肉や鶏肉、魚などをカリカリになるまで揚げたもの。少し硬いがビールのつまみに良い。 タマリンドーやレモンの葉などをゴマやマヨネーズやピーナッツであえたサラダ。独特の味がして美味。
ゴーヤの油いため。苦味のある料理が好まれる。 ミャンマー赤みそと玉ねぎのあえもの。あまり塩辛くはなく、イカ墨のような濃厚な味がした
「タミントー」という路上で食べたライスサラダ。ビーフンや米、ナッツや魚醤などをおばちゃんが素手でまぜて作ってくれた ココナッツを使ったカレー、あまりココナッツを使うことはないが、クリーミーでおいしかった
料理を注文するとよくスープがついてくる。日本の味噌汁のように入れる野菜によって様々なスープの味がある。 やはりミャンマーに来たらこのビールだ。
かつては甘くてぬるかったらしいが、今はピルスナー系のすっきりした味わいで、冷えて出てくる。
大びんで、商店で買って100円くらい。店で飲んで200円くらい。
ビーフン麺の屋台。汁なしで小皿で出てくるのでちょっとした軽食に良い。ミンチ肉と甘からいソースがかかって出てきた カフェで食べた春巻き。インド料理と共に中華料理も浸透している。
食後に出てきたお茶菓子。ピーナッツ、ショウガ、発酵させたお茶「ラペットウ」はサラダにも使われる。
世界でも醗酵させたお茶を食べ物として使うのはめずらしい
黒砂糖とパームシュガーはお茶菓子としてかじる。