食遊記2007中東編

ボアズカレ

 案からからバスで3時間そして乗り合いバスに乗り換えて1時間くらい。ボアズカレ村にはヒッタイトの遺跡の跡があります。人口数百人の小さな町です。大きなホテルですが、オフシーズンもあり私一人しか泊っていませんでした。町全体でも今日は観光客は3人くらいしかいないと言っていました。普通は観光バスで乗り付けてさっと回って帰ってしまうとか。イスタンブールを除いて他の町でもそうですが、夏前であまり観光客がいません。ドミトリー(ベットが4個くらいある大部屋)に泊っても誰もいないので個室のように使えてラッキーです。1つしか無いコンセントを占領してこのようにメールを書いたりできるのです。ただ観光客がいないとタクシーを乗り合わせとかできないので困ります。今日も遺跡からヒッチハイクをして帰ってきました。人々ものんびりしていていい町です。

紀元前18世紀にここにヒッタイトが王朝を作った。高度な鉄器文明を持っていた。
今は、人口数百のボアズカレ村になっている。のどかな田舎の風景。
ライオンASLANの像は入り口を守るシンボルであった。雨と風にさらされて半分風化して、また趣がある。
遺跡の中で牛を放し飼いにしている僕民。ヒッタイトの時代もこうであったのだろう。 遺跡は丘にあるため、かなり登りが急になっている。夕方に行ったためか、観光客は誰もいなかった。水とボウシは必須。
縄文の外2kmにあるヤズルカヤ遺跡。露天神殿のため、レリーフは少し風化している。帰りは地元の車をヒッチハイクして帰った。国道を歩いていたら自ら止まって乗せてくれた。 中のいい兄弟。子供は写真が大好き、少しはずかしそうにしながら写真とってとたのんできた。
夕方人々が野草を取りに草原に出かける。動物達も餌を探しに出かける。 草原には家畜がたくさん。
宿泊したペンション。僕民達が作ったキリム絨毯がセンス良く使われている。キリムはトルコがオリジナル。 インゲン豆の煮込みTAZE FASLYEに野菜が入ったもの。家庭料理の定番。村にはレストランがなかった。ホテルで食べるしかない。
”セブリゼケバブ”、野菜と肉をたっぷりのオリーブオイルで炒めたもの。ヨーグルトをかけて食べる。ナスによく油が回ってやわらかく、甘みも出て美味しい。
奥は”ハイダリ”生クリームやヨーグルトをまぜたディップソース。前菜にパンにつけて食べる。田舎の家庭の手作りのものは酸味が強く、乳が家畜の臭いがきつく少し食べにくい。
国内で作られているトルココーラ。味はコカコーラと同じ。


アランジャホユック

アラジャホユック遺跡にはヒッタイトの遺跡にはスフィンクスの門が残る。ボアズカレ村から北に30km。交通機関は無い、そこにいたフランス人旅行者と交渉してタクシーを雇って行った。  ヒッタイトカフェ。まさにヒッタイトの末裔であろう、おじいちゃん達が集う。一緒にチャイを飲みながら1時間バスを待つ。
 乗り合いバス”ドルムシェ”(トルコ語で満席)はその名のとおり満席にならないと出発しない。田舎ではこの移動手段しかない。このときも予定時刻から2時間くらい遅く出た。あせってはいけない。のんびりとチャイを飲みながら隣の人と話をしならが時間をつぶすのがトルコ式。 鶏肉のケバブ。皮がぱりぱりして美味しい。羊よりもあっさりとしている。これはピタパンを切ってそえてある。