殺人、ゲリラ、コカインマフィア、誘拐、、、日本にはそんなニュースしか流れませんが、実際はとてもよい国です。3C美人国(チリ、コスタリカ、コロンビア)というだけあって、美人も多く、人々はとても気さくです。好奇心がおおせいなのか、道端ですぐに「何処から来たとか?日本人か?と話しかけてきます。たしかに地方に行けばゲリラと政府軍が時々ドンパチやっており危険なのですが、街中にいるかぎり、あちこちに重機関銃を持った軍人と警官が立っているので、強盗などの心配は他の国の都市に比べて少ないです。
また、コロンビアにはサルサやクンビアなどのラテンの踊りが盛んです。サルサの都と言われるカリには道の両端にディスコテカが並ぶ”コロンビアの六本木”があります。ほぼ毎晩踊りに行ったのは言うまでもありません。
代表的なコロンビア料理は”バンデハパイサ”です。米に豆の煮物、ソーセージや豚の皮の揚げ物、焼き肉などを乗せたものです。田舎では毎日食べているようです。あと、ビールのつまみに揚げ物も多いです。少し胃がもたれたときにはグアバ、マンゴー、スターフルーツ、キーノなどのコロンビアの豊富な熱帯フルーツがいいでしょ
う、種類の多さは南米一だと思います。
見所の多い国ですが、残念ながら、なぜか重要な遺跡や美しい国立公園はゲリラの基地になっており、観光するなら命がけで行かなくてはなりません。もう少し平和になるまで待とうと思います。
美味しいフルーツのある国には美女が育つという説がある。ミネラルを含んだ水、からっとした空と気候が女性もフルーツも美しくするのだろう。実際コロンビア、チリ、コスタリカなどは果物の産地であり、3C美人国と言われる。 真偽はともかく、コスタリカのフルーツのバラエティーは南米一だと思う。左は釈迦の頭にも似たシャカトウ中は白くカスタードクリームのように甘い。メロンにしろ、パイナップルにしろ100円くらいだ。母親が喉がかわいたと言った子供に、「水は高いからフルーツを食べなさい」と言う。メロンが1000円以上する日本では考えられない。亜熱帯の町カリ市にて。 |
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カリの町を歩くと、道端でパンや揚げスナックのようなものを売っているのをよく見る。気候が熱いので人々はよくビールを飲む。それにあうようなスナックが売れるのだろう。丸いパンはブニュエーロ、ほんのり甘い。円盤状のものは”パン・デ・ボノ”、ブラジルでいうところの”ポン・デ・ケージョ(チーズパン)”。コロンビアの方が軽い。白いモチのようなものは”アレパ”キャッサバの粉から作った小型のパン。パサパサしているが鳥の串焼きやソーセージには必ずついてくる付けあわせ。肉と共に食べる。 | ||
左は”バンデハパイサ”(伝統料理のセット)、米の上に煮豆や何種類もの肉、目玉焼きをのせたもの。日本人には半分だけでもおなかがいっぱいになる。地方に行けばこれを毎日食べる。 ”右”エンパナーダ・コロンビア風の屋台。中身はジャガイモと少量の肉、だがサルサが5種類もある。マンゴーの入った甘いサルサ、唐辛子の辛いサルサ、マヨネーズ風、コリアンダーとレモンなど店によって違う。立ち食いをしながら食べては少量かけて、また食べるのが通のようだ。 |
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ボゴタの市内を丘の上の教会から眺める。コロンビアは地方のジャングルにはゲリラがうようよしているが、ボゴタ市内は街角に警察が立っているので逆に安全。 右は”アヒアコ・デ・ポジョ”ボゴタの代表的料理だ。鳥のコーンクリームスープのよう。落ち着いたやさしい味である。 |