「被災地ほっとけないホットケーキ作戦」


3月、5月に続けて、3度渡波小学校を訪れました。今回は日帰りだったので、大規模な炊き出しではなく、おやつのホットケーキを作りました。名づけて「被災地ほっとけないホットケーキ作戦」
準備1時間、焼き時間1時〜16時、枚数小300枚(はちみつ、バター、小豆のせ)、費用役5000円

七夕の後で、笹野葉に願い事が書かれていました。夏になり日差しも強くなり、炊き出し待合場所のテーブルにはテントが張られていた。 3月に緊急支援で送られたソーラーランタンは、電気が回復した今でも、暗いトイレ前なので活躍していました。
外のプレハブ小屋キッチンは、蒸し風呂状態になる。小さな扇風機が一つあるだけで、窓をあけると大量のハエが入ってくる。ハエ取り紙や虫よけを使うが、焼け石に水。今後の食中毒が心配。 支援物資で小麦粉が大量に余っていた。かつでお好み焼きなどの炊き出しはあったが、ホットケーキはまだ無かった。牛乳は重いのと保存に困るのでで脱脂粉乳を使った。材料は前日に近くのスーパーで買ってもらっておいた。
ふわりと焼き上げるには一回粉類をざるでふるっておいて、卵や水をじゅうぶんかきまぜてから加え、その後、かきまぜすぎないのがコツ。
業務用ガスコンロを二つ並べて、鉄板で焼いていく。一旦温まればホットケーキは1分ほどで焼き上げられる。さめると美味しくなくなるので、なるべく注文が入ってから焼くようにした。 まぜた具は給食室のバケツに入れて保存。ハエが飛び込まないように気をつけた。
ちなみにつけているエプロンは仙台永勘染工場さんの手作り「復興宮城」チャリティー前掛けエプロン。
JA鳥取から大量に送られてきたスイカの支援物資。水分補給にはとても良い。 炊き出しの料理配布と共に、スイカも切って配る。ハエがつかないように、ラップでくるむ。避難所ではラップが大活躍。
ホットケーキを焼いている間、一緒に連れて行った美容師の妻は女性を中心にヘアーカットを行った。全員で33人をカット。本人最高記録らしい。待っている間はボランティアがマッサージをした。 妻の勤める美容院の仙台支所から直送で届けられた、美容液やタオルなども、避難所の女性を中心に配布した。