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被災地での炊き出しプロジェクト

3月23日〜29日 石巻市の渡波小学校支援プロジェクトを協力隊OBとたちあげ、毎日1000人近くの炊き出しを現地の被災者のお母ちゃん達とやってきました。被災地で必要なのはまず、暖かい食事。心も体も暖めてくれます。

支援活動場所の小学校正門、車や土砂が散乱している。車の持ち主もはっきりしないので撤去には困難とか。 グラウンドには壊れた遊具や車が。ここで子供達が遊んでいる。がれきの釘を踏み抜く危険性もある。破傷風に注意。
炊き出し場所にはまだ土砂や瓦礫が残る。大人の背の高さまで津波が新入した。調理師として衛生の改善の必要性もわかっているが、まず毎日1000食を作ることが優先。その後手の空いた人を使って。徐々にかたづけを始めて言った。 水産会社からの緊急支援物資でこの地方の特産物である「コウナゴ」の佃煮を作る。被災者の方も漁業に携わっていた方も多く、魚料理は大好物。「いい臭いがするなー」と近寄ってきた人もいた。
特産物の三陸エビ。保存のきくようにこれも佃煮にする。冷蔵庫が無いために、このように保存する。料理というより、集団給食や食品加工の手法を使った。 避難所での食事。野菜の味噌汁とごはんとおかず2品。とうふのプラスチックケースを弁当箱代わりにして、洗って再利用。
東京からやきいも屋のおじさん達が支援にきてくれた。あつあつの芋は大人気。被災者に配った後に余ったらいただこうと思っていたが、余らず残念。 自衛隊の倉庫から救援物資をもらえることになった。牛乳を3000Lもらいに行く。皆非常に親切だった。車への積み込みも手伝ってくれた。
かぼちゃの煮つけをつくる。砥石が手に入り、包丁を研いだのでかぼちゃの切れ味がよかった。醤油と砂糖で甘く煮る。みりんが無くなったので、砂糖を使った。 うどん屋からの麺の提供があったので、きつねうどんを作る。1000人分作るのに寸胴鍋で5回炊かなくてはいけなかった。
フルーツ会社から提供されたブルーベリーを保存のきくようにジャムに加工する。被災地で砂糖は貴重なために大事に使う。後日パンに塗って出すことができた。 土砂と瓦礫で埋まっていた炊き出し場の半分をかたづけて、スノコを置いて食材保管庫を作った。バラバラに積み重なったり、床に置かれていた食材が整頓され作業がしやくなった。5S(整理、整頓、清掃、清潔、習慣)を使って少しづつ環境をカイゼンしていく。
ジャムをパンにつめる作業だけでも1000人分だと2時間くらいかかる。外部ボランティアと被災者との協働作業で準備した。雑談や笑い声も聞こえる。 自衛隊から苦労してもらってきた牛乳を暖めて配る。おおきな寸胴で3杯分が沸くまで1時間以上かかった。だが、久しぶりの牛乳を喜んでもらえた。
ボランティア村のベースキャンプには救援物資の倉庫がある。米や塩などは比較的多くあった。しかし調味料や野菜などは常に不足がちであった。 倉庫から協力隊自動車隊員で運送外車で働いてるOBが2トン車で大量に救援物資を輸送。さすが輸送のプロなので手際が良い。この日はバナナを2000本、パンを3000食、シチュー缶を2000人分運んでもらった。
ベースキャンプでの食事風景。インスタントラーメンなど。炊き出しで余ったうどん100人前を毎晩他のボランティア団体に配ると感謝された。夜は氷点下になるので暖かい食べ物がいい。私の信条としては「腹が減ってはボランティアできぬ」 石巻専修大学のベースキャンプで協力隊の仲間達と。当初は10団体100人程度しかいなかった専修大学グラウンドのボランティア村も現在は600人、40団体入っているらしい(東京新聞 2011.4.14)。全国から善意で集まってきたNGOボランティアとの交流もできた