基隆、野柳風景区


台北より電車で1時間ほどで北東の基隆港に着く。天然の良港で、17世紀にスペイン人が上陸して城を築いた、後に日本の統治時代に石炭の積み出し港になったらしい。
基隆の夜市などは見もの。大阪の屋台などを彷彿させる。奇岩が並ぶ野柳風景区へはバスで20分ほど。駅前のインフォメーションには日本語が片言できる親切なおばちゃんがいた。


野柳の港。イカ釣り船が沢山停泊している。周りには水槽から新鮮な、海産物を食べさせてくれる店が並ぶ 海産物の焼きそば。水槽の中から新鮮な海老を出してくれた。ただ、日本の麺に慣れていると台湾の麺料理は歯ごたえが無くいまいち。
向こうに見えるのはイルカのショーをやるドーム。日本人からすればどうでも良いが、台湾人には人気のようだ。料金も隣の野柳公園の4倍くらいする。
野柳景観区にはこのような海水で侵食された不思議な岩が残る。ハート型や女王型など名前がついた国宝級の岩もある。今は触ってはいけません。12年前私は触るどころが上りました。壊さなくて良かったです。 割れ目ができて、侵食されたもの。豆腐石という名前が中国らしい。
野柳景観区の出口には特産品街ができていた。観光客は必然的にこの中を通っていくことになる。商売がうまい。 さまざまな材料にレモンを加えたジュース。酸梅ジュースなどはどこでもあるので、ここの特産品という海草のジュースを飲む。、石花ジュースと、ネーミングがいい。いわゆる寒天ジュースのようなもの。
活気のある基隆の夜市、ちょうちんがどこか日本の祭りを思い出させる。 イカや干し物の屋台。手前は生の貝類を紹興酒や調味料に漬け込んだもの。基隆の名物らしいが、私は10年前に食べて食あたりをおこしてひどいことになったのでお勧めしない。
台湾ではお寺のあるところに旨いものありという。まさにそのとおりだ。日本では神社などの屋台は年に数回だが、台湾では毎晩やっている。うらやましい。 道端の屋台で作っていた寿司。見た目も綺麗だが、衛生的な面を考えて日本ではありえない。ウニなどは怖いので巻き寿司を食べてみる。肉粉などが入っていて、日本の巻き寿司とかなり違うが、美味しかった。