高雄 古き貿易港


台北につぐ、第二の都市。かつて戦前、戦後とかけて全盛期を誇っていた異国情緒の面影が残る。モダンなカフェやバーも点在する。
町にはMRT地下鉄も東西に開通してすごく便利。港には再開発された美しい地区もある。
見所は点在しており、地下鉄も便利とはいえない。中心の愛河にそったサイクリングロードを使うと非常に効率良く、楽しく回れた。
貸し自転車は一日300円程度。あちこちにレンタル自転車のスタンドがある。フランスもこのスタイルをやているとか。渋滞も起こさず、エコロジーで健康にも良い観光方法だ。


愛河沿いのサイクリングコース。英名はlove liver、夜になるとライトアップされ、名前のようにカップルがいっぱいになる。 河口で自転車を借りて一日300円程度。見所は川沿いに分散しているので、便利。私が借りたのはオフロードも可能で、整備されていてかなりスピードが出る。40kmは走った。
歴史博物館。22・8事件や日本統治時代など台湾の中では一番歴史をしっかり展示している。日本語ヘッドホンもあるので利用してほしい。 台湾は昔からぼらの生産地であり、ぼらの卵の加工品、つまりカラスミの名産地であった。展示ではカラスミ製造法などが紹介されていた。屋台で一切れ150円ほどで食べられる。
米ガオは米に肉そぼろが乗ったごはん。100円で小さめの碗。スープは四神湯と呼ばれる薬膳スープ 歩いていると、粽(ちまき)を作っているお店があった。台湾ではけっこう店先を開放した工場もあり、中の様子がわかる。写真も撮らせてくれたし。ただで一個試食をくれた。
客家文物館。台湾移民でも多数派の客家の建物や民具を紹介している。かなり赤が目立ち、派手な作り。 かつて台湾を開拓していった様子。かつてはフィリピンと同じようにあちこちに耕作用の水牛がいたらしい。今では殆ど見なくなった。
左営蓮池は大きな湖で、周りには沢山の廟や仏塔が建てられている。かなりきらびやか。まるで仏教テーマパークのよう。竜の口の中に入ると内部は仏教の壁画になっている。 トラと竜の塔。台湾は12支の中で竜が最も良い動物で虎が最も悪い動物らしい。だから竜から入って虎から出るらしい。ちなみに私は寅年。最も信仰している動物はもちろん熊
高雄の北西10kmの金獅湖へ、夜景が綺麗だと言われたので来てみた。たしかに綺麗だが、池なので蚊が多く、ゆっくり見ていられない。台湾でもデング熱が発生することがあるので、蚊には注意。私はブラジルアマゾンでやられて2週間高熱にうなされました。 自転車で愛河を上り、そして下り、結局40kmは走った。運動跡の台湾ビールが最高。4%と低く、大瓶でも簡単に飲める。基本的に台湾人は酒に弱く、特別な機会以外はあまり飲まない。食事するときも飲み物は飲まない。ましてやラーメンと一緒に飲んでいるのは日本人くらい。
サツマイモ粥のお店。高雄清粥小菜。名前のとおり粥だけではなくて、小皿料理が沢山あり、選ぶのが楽しい。一皿100円くらいなので安心して好きなだけ頼める。 メニューが読めない日本人でも簡単に頼めるのが、観光客には嬉しい。町では透明なショーケースに入って衛生的。
高雄名物の六合観光屋台。いつも観光客でにぎわっている。ここのお勧めはやはりカラスミか、熱帯フルーツ。シャカトウなどが時期であった。一人でホテルで切って食べるのも大変という人は、すでに切ったパックもあるし、シェークにもしてくれる。やはり一番人気は木瓜(パパイヤ)牛乳シェーク。 お惣菜を売るお店。血のソーセージなど内臓系のそうざいなどがある。若者の来るお洒落なファッション屋台の隣にあったりするギャップが面白い。