上の地名はもともと先住民族の呼び方どおりに記載しました。中国語であてた文字もありますが、台湾原住民はもともと文字をもたない民族です。高砂族というのも日本人がつけた名前です。
カレンの町は大きいので日中歩いていたら熱射病になります。自転車を借りて回りました。町の中心地、旧駅跡から出る海岸沿いのサイクリングロードは全長15KMほどあり、走ると気持ちがいいです。地元の人もサイクリングやマラソンを楽しみます。私は日本人の経営している宿に泊って無料で貸してもらえました。
市内の中心から南浜公園を通り、北浜公園へ、地元の子供や大人の憩いの場 | 北浜公園を抜けて橋を渡り北上。おじいちゃん達も自転車にけっこう乗っている。健康のためか。 |
日本統治下の5代庁長、江口良三の記念碑。カレンの港を築き発展に尽くしたとして今でも多くの人々から慕われている。つい最近完成した。日本語の解説もあるので、ぜひ行ってほしい。北浜公園の北2KMほど、サイクリングロード沿い。 | 日本統治時代に日本建築様式で作られた旧駅が記念館として再建されている。バスターミナル横。 |
カレンの屋台の有名な包子店、一個15円、肉汁が溢れてくる。常にお客であふれている。 | 先住民が昔から作っているという粟のお酒、砂糖も加わっているため少し甘ったるい。 |
カレン俗のダンス。世界3大美声先住民族で知られている。ショー的にアレンジされているので、見ごたえがある。バンブーダンスなどフィリピンも含めた南東民族の共通性がある。カラフルな衣装などもフィリピンのそれと非常に似ている。翡翠の売り場前で週末に無料で見れる。 |
南浜の夜市、夜になると地元の家族連れなどで溢れかえる。輪投げや風船撃ちなど日本でおなじみのゲームもある。TVゲームが発展した現代でもこういうのが残っているのが嬉しい。 上はフルーツジュース売り場、少し派手な化粧をした美人売り子が売っている。酒売り場じゃないのに。 |
美崙山公園の頂上に上れば町を見渡せる。入り口のお寺の横には変な動物の石造が沢山あるので見て回ると面白い。 | ワンタン名物の液香扁食店。ワンタンしか出していないが、いつも繁盛している。200円くらいで安いしあっさりめで美味しいが、紙のカップとプラスチックのレンゲは少しチープな感じ。 |
海岸沿いの魚市場、夜8時くらいまでやっているのに驚き。刺身なども食べられる。店の前のいけすから好きな食材と調理法を選ぶ。魚の種類によって値段が変わる。 選んだのはここの名物”まんぼう”。一塊で1000円ほどなので、かなり高級魚。 |
まんぼうとセロリの炒め物。さっぱり味。まんぼうの肉はコラーゲンのゼラチン質が非常に多くプリプリ。身はイカのように白身で淡白。もともと食べる習慣が無かったのだが、カレン中心の三国一という海鮮料理店が料理をしだして名物になったらしい。まさに海産物一村一品運動。 |
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渓谷の入り口。橋本には綺麗なビジターセンターができてました。小さな博物館もあるので最初に行くといいかも。個人で行くにはバスが一日四本しかなく、一人旅では便利とはいえない。レンタルサイクルもあるが、かなり危険。 | 断崖絶壁を車が通り過ぎて行く。遊歩道があると言われたので、歩いてみたが、遊歩道は少しだけで、すぐに歩道に。意図せず断罪絶壁を2時間歩くことに。少しでも車に押されたら崖下へ転落。命の惜しい人は真似しないように。 |
タロコ渓谷の中心のシンボル的な天祥。展望台からの眺めは絶好。バス停からすぐに上れる。ここへ向かうバスの中で知り合ったアメリカ人老夫婦と友達になり行動した。世界数十カ国をトレッキングしているらしい。彼らは帰りも断崖を歩き、最後にはヒッチハイクして帰っていった。 | 天祥から少し道路を登り長い洞窟をいくつか潜る。中は真っ暗なので、懐中電灯が必要。最後につり橋を渡り滝が見える。ツアー旅行でここまで来る人はまずいない。 |