トドス・サントス・クチェマタン

この場所は二つの意味で有名です。山の奥地にあり、先住民文化が保たれてきたこと、男性の先住民衣装が今でも残っており、秘境ツアーと称して昔から観光地の一つで有名であった。2つめは2年半前の2000年4月に日本人観光客が襲われ殺された事。政治的な扇動があったといわれています。そのとき日本国内にもニュースが流れ、グアテマラの悪いイメージとなりました。今回、トドスで祭りがあったので行ってきました。そのときの風景です。

谷間にあるのどかな村、山々の風景は最高。ウエウエテナンゴの街からピックアップ・トラックに乗って荷台に揺られること2時間。道はいいとは言えないし、途中寒い。しかも雨までふってきて大変だった。

市場の角の電柱、日本人観光客が集団で殺害された場所。かつては十字架があったらしいが今は何もなかったので花と石をそえておいた。
 トドスサントスは美しい独特の衣装で有名。特に男性の衣装が残っているのはめずらしい。祭りだからわざと着ているわけではない。基本的に写真を撮られることをきらうので、承諾をとってからでないとトラブルのもとになる。
11月1日は死者の日、日本のお盆のようなもの。皆、墓におまいりに行く。グアテマラでは墓場での大凧揚げがスンパンゴという村で行われるのが有名。そしてトドスの馬の早駆けも同じく有名。この祭りは特に得点をつけたり、一位が決まったりするわけではない。飾った馬乗りが合図で馬を走らせ、端で止まりまた引き返してくる。なんともグアテマラらしい祭り。
馬乗りは両手を離したり、鳥をひきまわしたり、奇声をあげたりといろんなパフォーマンスを行う。酔っ払って落馬して怪我する人も多い。道では酔っ払って寝たり、喧嘩が始まったりする。基本的にグアテマラ先住民の系統はモンゴリアン系なので酒には弱い。祭りだからかなり安いラム酒を飲む。


おまけ
死者の日のスンパンゴの大凧バリレッテ

伝統的な凧揚げ、普通は墓の中で小さい凧をあげる。こちらでは墓の上に上ったり踏んだりしても平気な顔をしている。 
先住民のアートや生活を描いた凧。独特のマヤ絵文字や色使い。左のようにばかでかいのもある。小さいのは挙がるが、大きいのはちょっと浮いて倒れる。しかし飛ばそうとする。スンパンゴはチマルテナンゴ方面、グアテマラシティから1時間もかからない。毎年多くの人が集まる。